感染予防対策(covid-19)

のぞみ歯科医院での
コロナウイルス禍における
歯科治療について

2020年6月1日現在、
歯科治療を通して
患者様に
新型コロナウイルスが感染した事例は
日本全国で1件もありません。

緊急事態宣言が解除され、のぞみ歯科医院では最大限の感染予防を行いつつ診療を行っております。
当院では元来、スタンダードプリコーション(標準感染対策)という考え方に則り、徹底した感染対策を行ってまいりました。
これは、「感染症にかかっている方が来院するからそれに備えて対策をする」のではなく、
「来院されるすべての患者様の体液や粘液は感染源である」という仮定の元で対策を行うものです。

総合病院のような大きな病院でクラスターが発生した理由は、発熱外来や感染症受け入れを行っている診療科では当然このスタンダードプリコーションに則った対策が行われていますが、それ以外の外科や皮膚科といった「新型コロナウイルスに関係ない診療科」ではマスク程度の対策しか行われていなかったことが大きな要因だと言われています。

のぞみ歯科医院は本当に安全なのか?と不安な方も多いと思いますので、
従来より当院で行っている感染対策に加え、新型コロナウイルスへの感染対策をご紹介いたします。

来院時の患者様へのお願い

  • すべての患者様に手指消毒をお願いしております。医院玄関に消毒用アルコールを設置していますのでお使い下さい。
  • 院内ではマスクの着用をお願いいたします。
  • また、院内での密を少しでも避けるために、患者様の付き添いの方の人数を制限させて頂いておりますのでご了承下さい。

コロナウイルス感染予防のため来院時のお願いとアルコール消毒液設置の様子

院内感染予防対策について

  1. 待合室

    待合室の密を避けるために、椅子の間隔をあけてお座り頂いております。

    待合室の感染予防の様子

  2. 受付

    受付ではビニールカーテンを設置しております。マスク・ゴーグル・手袋等を付けたままの対応となりますのでご了承下さい。

    ビニールカーテンを設置した受付の様子

  3. 個室のドア開放

    換気のために個室のドアはすべて開放し、定期的に診療室の窓を開けた換気を実施しています。診療室以外で開閉可能な窓については常時開放を行っております。

    個室のドアは解放しています

  4. スリッパの殺菌

    紫外線殺菌灯により殺菌されていますので、いつでも清潔なスリッパを使っていただけます。

    スリッパは赤外線殺菌灯で殺菌している様子

  5. ダックユニバーサル

    歯を削るためのタービンやコントラ、ハンドピースといった回転切削具は通常の滅菌器では滅菌することはできません。過去にニュースで歯科医院での器具の使いまわし等が取り上げられたのもこれらの機械の滅菌が難しいことが理由として挙げられていました。当院ではダックユニバーサルという専用の滅菌器を導入し、患者様毎に器具の交換・滅菌を徹底しています。

    回転切削具専用の滅菌器

  6. オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)

    回転切削具以外の器具で、熱に耐えられるものはオートクレーブにて滅菌しています。装置内で130℃以上の高温、高圧の蒸気を作り出し、器具や器材に付着した微生物を死滅させます。

    高温、高圧の蒸気で器具や機材滅菌

  7. ガス滅菌器

    装置内を一旦減圧し、そこへガスを噴射することで装置内の隅々まで滅菌することができます。常温、常圧で滅菌を行うので、熱に耐えられないプラスチック類などのすべての器具において滅菌できます。

    熱に耐えられないプラスチック類は減圧しガス噴射で滅菌します

  8. 滅菌パック

    滅菌した器具類は無菌状態で患者様ごとにパックしてあり、使う直前に開封して使用しています。

    滅菌した器具を無菌状態でパックされている様子

  9. 消毒&ディスポーザブル

    当院では、手袋はもちろんのこと、手指まで消毒を行っています。滅菌器にかけられないものは全てディスポーザブル(使い捨て)にしています。

    手袋をして指先まで消毒しているの様子

スタッフの感染対策

スタッフはマスク、ゴーグルの他にフェイスシールド等をつけて
診療を行っています。

マスクやゴーグル、フェイスシールドをつけて診察している様子

マスクやゴーグル、フェイスシールドをつけたスタッフの様子

口腔内を清潔にすることで
ウイルス感染予防が可能です!!

歯科治療を通してお口の中を清潔にすることは、ウイルス感染における水際対策となります。

イギリスの歯科雑誌「ランセット」に掲載された論文では、武漢で亡くなった方の大半に細菌性肺炎の併発が診られたのに対し、武漢で感染後に治癒した方の99%は細菌性肺炎の併発はみられなかった、というものです。つまり、細菌性肺炎の症状がある方が新型コロナウイルスに感染すると重篤化してしまう、という事が言えます。

細菌性肺炎は、お口の中の細菌が誤って肺に入り込む誤嚥性肺炎のように、口腔内を清潔にすることで予防することが可能です。むし歯はもちろん、歯周病もしっかり治療し、その後はしっかりとメインテナンスに通う事が命を守る事につながります。

最大限の対策をして皆さまをお迎えいたしますので、歯科治療をしっかりとお受けいただけますと幸いです。

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